水槽の大きさはどの大きさがいいのか
我が家の水槽
Q&Aコーナー
水槽の大きさはどの大きさがいいのか
海水魚を飼うためにはどんなものが必要なの?何と何を買えばいいの?
初めて海水魚を飼おうとするときに知りたいことがいくつかあります。
魚を何に入れて飼えばいいの。
水は水道水でいいの。
食べ物は何なの。
このようなたくさんある疑問の中に、どのくらいの大きさの水槽を買えばいいの?というのがあります。
生物を育てようとしたら、その生物がもともと生活していた環境になるべく近づけてあげることが大切だと言われています。
海水魚の場合、もともと広い海に生活していたものを、狭い水槽の中で育てようとするのですから飼う魚の数は少ない方が良いといいます。
自然界で海水魚一匹が占める海水の量というのは、東京ドームの中に小さな海水魚を一匹入れて海水を満たしたときの量よりずっと多いと言われています。
だから60cm水槽だとしたら、小さな魚でも5〜6匹は入れすぎだというのです。
小さな魚2〜3匹が適当だとしています。
本当にそうでしょうか?
一匹の魚が占めている海水の量が、東京ドーム一杯分以上というのに対して、水槽の中に入れる魚の数は3匹が適当で、6匹が多すぎるとは私にはとても思えません。
「目くそ鼻くそを笑う」のたとえに当てはまると思います。
私はたくさんの魚が泳いでいる姿を見ているのが好きなので、小さな魚、大きめの魚を混ぜて一つの水槽で20数匹を飼っています。
魚がたくさん泳いでいるのを見るのが好きな人ならたくさん飼えばいいし、魚よりサンゴのほうを育てたいというのであれば魚は少なくすればよいのではないかと思います。
両方とも好きなら両方たくさん飼えばよいと思います。
ただ数が多くなるほど飼育が難しくなる面があります。
難しいとは面倒になると同じ意味です。
私は長い間、60cm水槽を数本使っていろいろな魚類を飼育していました。
なぜ30cm水槽、45cm水槽ではなく60cm水槽なのかというと、30cmや45cm水槽だと小さいのであまり立派に見えないという理由からです。
折角飼っているのですから、なるべくならしょぼい感じにならないで見ていたかったからです。
これは私の好みで、そうは思わない人もたくさんいると思います。
私と違って見るのが楽しいのでなく、魚を育てる行為が好きだという人もいます。
こういうタイプの人は見映えなど気にしないでしょう。
よく水槽の巾と同じくらいの大きさのアロワナを飼育している人がいます。
アロワナは動くスペースがなく一日中じっとしているだけのような水槽を見ることがあります。
このような育て方をしている人は、飼育していることに満足感を感じているのではないでしょうか。
簡単には飼育できない難しい種類の魚をを飼っていることで満足を得ている人も多いと思います。
大きな魚を飼育しようとしている人に対して、「自然界には、体を動かすことができないほど狭いスペースで生活しているアロワナはいません。」
だから小さな水槽で、大きなアロワナを飼うことは出来ません。
飼うのなら頭の部分だけにしないと無理ですよ!という人はいないと思います。
魚を飼う分には小さな水槽でも可能で、魚の大きさと比べてそれより大きい入れ物であれば大丈夫だと思います。
ワイングラスに入れて、ベタを飼育している人もいると思います。
ホームページを見ていると、海水魚飼育の上級者の中には、7mもの大きな水槽で飼育している人もいるようです。
でも自然界のことを思えば高々7mです。
私のように、がんばってがんばってがんばってやっと90cmの水槽を買うことのできた者もいます。
でも自然界から見れば700cmも90cmも同じようなものです。
小さな水槽でたくさんの魚を飼うことはできないというのではなく、飼うのが難しくなるということです。
いろいろなものが必要になったり、いろいろなことをしなくてはならなくなったり、面倒になったりします。
そういう難しいことをすること、テクニックを駆使することが好きだという人もたくさんいます。
水槽の大きさについては、この大きさの水槽にはこの魚を何匹という定義はありませんが、水槽の数についてはどうでしょうか。
中級者、上級者といわれる人は、たった一つの水槽で飼育していないのが普通です。
メインタンクとしている水槽のほかに、サンプ、補助タンク、サブタンク、リザーブタンク、トリートメントタンクなどと呼んでいる別の水槽を持っているのが普通です。
メインタンクがいくつもあるベテランの方も多いと思います。
メインタンクの中で病気が発生したとき、別の水槽に移して薬で治療したりします。
新しい仲間をメインタンクに入れる前に、病気のあるなしを確かめたり、調子を整えたりするためにまず別の水槽に入れたりします。
相性の悪い魚を同一の水槽に入れていじめられるのを防ぐために、別の水槽に入れて飼育します。
そのためにメイン水槽のほかにいくつかの水槽を必要としているのです。
我が家の水槽
初級者の私は、メインタンク一本だけで飼育しています。
初級者の私は病気が発生しても、うまく治療することができません。
上級者、中級者のまねをして病気の魚を別の水槽に移して、治そうとしたことは何度もあります。
でもその結果は、治ったり治らなかったりで運まかせのようでした。
今は水槽一本だけにしましたが、ここ2年くらいは病気がまったくと言っていいほど発生していません。
ショップで白点病にかかっていると思われる魚を買ってきても、うちの水槽に入れると白点が1〜2日で消えてしまいます。
以前は飼っていると、しばらくして次々と病気になっていったので、私も中級者を目指して薬を使ったりして治療していました。
でも私の力量では、治る確率のほうが低かったのです。
治ったように見えて元に戻すと、また病気になってしまい、また治療なんてことを繰り返していました。
そうしていても結局長く育てることは出来なかったのです。
そこで魚の医師としての実力がない私は、治療するということは考えないで、病気にならないようにすることだけに専念することにしました。
絶対一緒には飼うことのできないと思われる種類の魚は、飼わないことにしました。
相性の悪い魚を一緒に飼うと、ストレスでどちらか弱いほうが病気にかかりやがて死んでしまいます。
テリトリー意識の激しい魚は、狭い水槽で混泳させるのは無理があるようです。
値段の高い魚はなるべく飼わないことにしました。
値段の高い魚は育てるのが難しいことが多く、メンテナンスするのが面倒だからです。
珊瑚の飼育はしないことにしました。
お金がかかるからです。
好日性珊瑚を飼うには太陽光に近い強い光が必要です。
この強い光を出せる照明といえば、メタルハライドランプになります。
このライトは一灯で何万円もします。
またこのライトは発熱量が大きく、夏場は必ずクーラーが必要となります。
クーラーも何万円もします。
中級者以上に進むとするとこれらの出費をしなくてはならず、水道光熱費もグンと上がってしまいます。
面倒なことをするのが不得意なことと、お金を僅かしか使えない私は中級者にならないことにしました。
そのため水槽は一本あれば充分となったので、今はメインタンクしかありません。
水槽セットの一例です。
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